スマホでエモい写真を撮る簡単テク|初心者でも雰囲気ある写真が撮れる7つのコツ

スマホ
  1. はじめに
    1. スマホで“エモい写真”は誰でも撮れる時代へ
  2. ① 光の使い方で雰囲気アップ|「逆光」をあえて使う
    1. たとえば夕暮れ時の逆光
    2. ポイント:明るさ調整でバランスを取る
    3. 朝や夕方の「ゴールデンアワー」が狙い目
  3. ② 被写体を“ド真ん中”から外す構図テク|三分割法
    1. 三分割法ってなに?
    2. スマホのグリッド線を使ってみよう
    3. 被写体を端に寄せるだけで一気にオシャレ
  4. ③ あえてボケさせる|背景や前ボケを活かすテクニック
    1. 背景ボケの基本は「近づくこと」
    2. 前ボケで“空気感”を演出
    3. ポートレートモードも活用しよう
  5. ④ 影を味方につけよう|日差しが強い日こそチャンス
    1. 足元の影、壁に映るシルエット
    2. あえて影を“主役”にする視点を持つ
    3. 撮るときのコツ
  6. ⑤ 小物×背景で世界観をつくる|ストーリー性ある一枚に
    1. たとえば、こんな小物たち
    2. 小物と背景をリンクさせると、物語が生まれる
    3. 背景は“ごちゃごちゃNG”、引き算で魅せる
  7. ⑥ フィルターや編集アプリで雰囲気調整
    1. 雰囲気を作るなら「色味」に注目!
    2. おすすめ無料アプリ3選
      1. ① VSCO
      2. ② Snapseed(Google公式)
      3. ③ Lightroom Mobile
    3. 調整するなら、まずはこの3つだけでOK!
  8. ⑦ カメラを“低く構える”だけでプロっぽく見える
    1. 見慣れた風景が、まったく違う世界に
    2. ローアングルで空を多めに入れると“ノスタルジー感”アップ
    3. スマホを地面近くに置くだけでもOK
  9. よくある質問Q&A|スマホでエモい写真を撮るには?
  10. スマホ1台で“エモい”は作れる!今日から試せる7つのテク
    1. 今日から実践できる7つのエモ写テクニック

はじめに

スマホで“エモい写真”は誰でも撮れる時代へ

「エモい写真を撮りたいけど、カメラの知識がないから無理…」そんなふうに思っていませんか?

実は、いまのスマホはとっても優秀。カメラの設定を細かくいじらなくても、ちょっとしたコツを知っているだけで、誰でも“エモい”写真を撮れるようになります。

そもそも「エモい」とは、感情が動かされるような、どこか懐かしさや切なさを感じる写真のこと。構図や色味、光の使い方で、同じ景色でもまったく違った印象を作り出すことができます。

そしてうれしいことに、そのほとんどがスマホ1台でOK。
難しいテクニックや高価なカメラは必要ありません。

この記事では、初心者でも今日からすぐに試せる「エモい写真の撮り方」を、わかりやすく7つのテクニックにまとめて紹介していきます。
一つずつマネしていけば、あなたのスマホ写真が見違えるはずです。

① 光の使い方で雰囲気アップ|「逆光」をあえて使う

写真の雰囲気を左右する最大のポイント、それが「光」です。
とくに“エモい”写真を撮りたいときにおすすめなのが、逆光をあえて使うこと。

逆光とは、被写体の後ろに光(太陽など)がある状態のこと。
一見、「顔が暗くなるからNG」と思われがちですが、逆にこれが“エモさ”を引き出す秘密なんです。

たとえば夕暮れ時の逆光

  • 西日を背に立つ人のシルエット

  • 光に透ける髪の毛や木の葉

  • キラキラと輝く光の粒(フレア)

こういった要素が加わると、写真全体が一気にドラマチックに。
見る人の心に残る、印象的な1枚になります。

ポイント:明るさ調整でバランスを取る

スマホで逆光写真を撮るときは、画面をタップして「明るさ」を調整するだけでOK。
被写体にピントを合わせつつ、少し暗めにすると雰囲気が出やすくなります。

朝や夕方の「ゴールデンアワー」が狙い目

逆光を活かすなら、やわらかい光が差し込む時間帯がおすすめ。
朝の7時前後や、夕方の16〜18時ごろは、影もやさしくてノスタルジックな空気感に。

逆光は、ちょっとした工夫で“普通”の景色を“物語”に変えてくれる魔法のような光。
「光を背にしてみる」だけでも印象が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

② 被写体を“ド真ん中”から外す構図テク|三分割法

写真を撮るとき、つい被写体を画面のド真ん中に置いていませんか?
もちろんそれも悪くはありませんが、“エモい”写真を目指すなら、ちょっとだけ構図を工夫してみましょう。

そこでおすすめなのが、「三分割法(さんぶんかつほう)」というテクニックです。

三分割法ってなに?

画面を縦・横それぞれ3分割して、線が交わる4つの点のどこかに被写体を置くというシンプルな構図ルール。
ド真ん中から少しズレただけなのに、バランスが取れていて、自然と目を引く写真になります。

スマホのグリッド線を使ってみよう

ほとんどのスマホカメラには「グリッド線(ガイドライン)」の表示機能があります。
設定でONにすれば、三分割の線が出るので、構図を作りやすくなりますよ。

iPhoneの場合:設定 → カメラ → グリッドをON
Androidの場合:カメラアプリ内の設定から「グリッド」または「補助線」をON

被写体を端に寄せるだけで一気にオシャレ

たとえば、

  • 空を背景に、人物を右下に配置

  • テーブルの上のコーヒーカップを、左上に寄せる

  • 電車の窓を左に寄せて、外の景色を右側に広げる

こうするだけで、ストーリー性や“間”が生まれ、どこか映画のワンシーンのような一枚に。

「なんだか物足りない写真になる…」というときは、
ド真ん中からちょっと外してみる
これだけで写真にグッと深みが出てきますよ。

③ あえてボケさせる|背景や前ボケを活かすテクニック

写真の「ボケ」は、プロっぽい雰囲気を出すための重要な要素。
でも、「ボケを作るのって難しそう…」と思っていませんか?

実はスマホでも、ちょっとした工夫で簡単に“エモいボケ感”を演出できます!

背景ボケの基本は「近づくこと」

スマホカメラはピントが広範囲に合いやすいですが、被写体にグッと近づくことで背景を自然にぼかすことができます。

  • 花やカップ、手元など小さなものにピントを合わせる

  • 背景に距離があると、いい感じにボケてくれる

背景がふんわりボケると、主役が際立ち、雰囲気のある写真に仕上がります。

前ボケで“空気感”を演出

前ボケとは、カメラと被写体の間に何かを入れて、わざとぼかすテクニック。
木の葉、カーテン、窓ガラス、手、飲み物のグラスなどが使えます。

たとえば、

  • 木漏れ日の中、葉っぱ越しに撮影

  • カフェの窓ガラスごしに外を撮る

  • ピントの外にあえて何かをかぶせる

こうすることで、写真に奥行きと「物語性」が生まれます。

ポートレートモードも活用しよう

iPhoneや最近のAndroidには「ポートレートモード」が搭載されています。
これを使えば、背景を自動でボカしてくれるので、誰でも簡単にプロっぽい写真が撮れます。

“あえてピントをずらす”ことで、写っていない部分まで想像させる写真になります。
ピントの合っていない部分にも、“感情”や“空気”を閉じ込めてみましょう。

④ 影を味方につけよう|日差しが強い日こそチャンス

晴れた日、外に出たときにふと目に留まる“影”。
この影を主役にするだけで、日常の中に詩的な一枚を生み出すことができます。

エモい写真=柔らかい光というイメージがありますが、実は「影」を活かすと一気に深みが出るんです。

足元の影、壁に映るシルエット

  • 街路樹の影がアスファルトに落ちている

  • 自分や友達の影を地面に映して撮る

  • 窓から差し込む光で、部屋の中に影が浮かぶ

こうした何気ない影も、角度や構図を工夫するだけでアート作品のような仕上がりになります。

あえて影を“主役”にする視点を持つ

普段は避けがちな強い日差しですが、

  • 長く伸びる影

  • コントラストが強い白と黒の世界

  • 静けさや孤独感を感じさせる1枚

など、“エモさ”の宝庫でもあります。

「光」ではなく「影」に注目して構図を決めてみると、
いつもと違った写真表現に出会えます。

撮るときのコツ

  • スマホをローアングルに構えて、影の伸びを強調

  • 影の中に人やモノを入れてストーリー性を出す

  • モノクロ編集にすると一層ドラマチックに!

影をただの“副産物”にせず、“感情”を映す主役にしてみましょう。
日差しが強い日ほど、あなたの感性が活かされるチャンスです。

⑤ 小物×背景で世界観をつくる|ストーリー性ある一枚に

“エモい写真”と聞くと、壮大な風景や印象的な人物を思い浮かべるかもしれませんが、
実は何気ない小物と背景の組み合わせだけで、十分にエモさは演出できます。

重要なのは、“その一枚から何かを感じさせる”こと。
つまり、ストーリーがにじむ写真です。

たとえば、こんな小物たち

  • 飲みかけのコーヒーカップ

  • 書きかけのノートとペン

  • 枕元に置いた目覚まし時計

  • 落ち葉が積もったベンチ

それだけではただの「物」ですが、背景や光、構図次第で“空気感”が写る写真になります。

小物と背景をリンクさせると、物語が生まれる

たとえば・・・

  • 冬の夕暮れ×カフェのカップ=静かなひととき

  • 雨上がりの公園×傘と長靴=帰り道の余韻

  • 窓辺×風に揺れるカーテンと本=ひとり時間の贅沢

「何を伝えたいか?」をほんの少し意識して撮るだけで、“見る人の心に引っかかる写真”になります。

背景は“ごちゃごちゃNG”、引き算で魅せる

写真に写る背景がごちゃついていると、小物の良さがかすんでしまいます。

  • 無地のテーブル

  • シンプルな床

  • 空、壁など“余白”のある背景

これらを選ぶと、小物の存在感がグッと引き立ちますよ。

エモさは「特別な場所」にあるんじゃなくて、“日常の中にある一瞬”を切り取ること。
ぜひ身近な小物と背景で、あなただけの世界観を写真にしてみてください。

⑥ フィルターや編集アプリで雰囲気調整

撮った写真をそのままSNSにアップしていませんか?
実は、“エモさ”を最大限に引き出すには、ちょっとした編集がカギになります。

でも難しい操作は不要。
無料アプリやスマホの標準機能だけで、写真の雰囲気はガラリと変えられます。

雰囲気を作るなら「色味」に注目!

エモい写真の多くは、色がやわらかくて温かみがあるのが特徴。

  • 暖色系(オレンジ・赤み)が入ると“ノスタルジック”

  • 寒色系(青み・紫み)で“静けさ”や“寂しさ”を演出

つまり、色味を少し変えるだけで、感情が伝わる写真になるんです。

おすすめ無料アプリ3選

① VSCO

  • 定番のフィルター多数

  • フィルムカメラ風の色味が得意

  • ワンタップで“それっぽい”写真に

② Snapseed(Google公式)

  • 明るさや色温度などを細かく調整可能

  • 「選択ツール」で一部だけ加工もできる

③ Lightroom Mobile

  • プロも使う本格アプリ

  • 自由度が高く、慣れたら最強

  • プリセット(設定の保存)で時短も◎

調整するなら、まずはこの3つだけでOK!

  1. 明るさ(露出):全体の印象を明るく/暗く

  2. コントラスト:やさしくするほどふんわり系に

  3. 色温度(ホワイトバランス):オレンジ寄りで“夕暮れ感”、青寄りで“静けさ”

たとえ普通の1枚でも、編集で“感情のある一枚”へと変身できます。
難しい加工は不要。「ちょっと変える」だけで、エモさはグッと高まります。

⑦ カメラを“低く構える”だけでプロっぽく見える

いつも立ったまま、目線の高さで写真を撮っていませんか?
実はそれだけで、写真が“平凡”になりがちなんです。

そこでおすすめなのが、「カメラを低く構える」=ローアングル撮影
これだけで、一気に奥行きとダイナミックさが加わり、“エモい”一枚に近づきます。

見慣れた風景が、まったく違う世界に

  • 地面すれすれから空を見上げる

  • ベンチの下から風景をのぞく

  • 足元の落ち葉を主役にする

普段見ている景色でも、低い視点に変えるだけで「はっ」とする構図になります。

ローアングルで空を多めに入れると“ノスタルジー感”アップ

空は、それだけで“余白”と“感情”を写してくれる存在。
とくに夕暮れや曇り空の日は、エモさが増します。

  • 被写体を下からあおって撮る

  • 空を大きく入れて、人物や小物を小さく写す

こうすると、“物語のワンシーン”のような写真に仕上がります。

スマホを地面近くに置くだけでもOK

しゃがむのが難しければ、スマホを地面に近づけて、画面を見ながら角度を調整するだけでも十分です。
撮る前に「どんな視点で撮ったら新鮮か?」を少し意識するだけで、写真に“味”が出ます。

よくある質問Q&A|スマホでエモい写真を撮るには?

Q1:スマホの機種が古くても“エモい写真”は撮れますか?

 

A:はい、大丈夫です!
高性能カメラでなくても、今回紹介したような光・構図・色味の工夫で、十分にエモさを表現できます。
撮影テクニックと編集で、仕上がりは大きく変わりますよ。

 

 

Q2:人を撮るときに自然な雰囲気でエモくするコツは?

A:動きのある瞬間を狙いましょう。
ポーズを決めた“キメ顔”よりも、ふと笑ったとき、何かに夢中になっている横顔など、自然な仕草の方が感情がにじみます。
逆光やローアングルを使うと、より印象的になります。

 

Q3:室内でエモい写真って撮れるんですか?

A:もちろんです!
窓から差し込む光や、お気に入りの小物、カーテンの揺れなどを組み合わせれば、室内でも十分にエモさを演出できます。
むしろ、“生活感の中にある一瞬”がグッとくる写真になることも。

 

Q4:フィルターや編集ってやりすぎると不自然になりませんか?

A:そうですね。やりすぎはNGです。
ポイントは「少し物足りないかも?」くらいで止めておくこと。
明るさ・色温度・コントラストの3つを少しずついじるだけでも、写真の雰囲気は大きく変わります。

 

 

Q5:SNSに投稿するならどんな時間帯がいいですか?

A:夕方〜夜がおすすめです。
とくにInstagramやXでは、18時〜21時の間に見る人が多い傾向があります。
エモい写真は“感情”に訴えるので、一日の終わりに共感されやすい時間帯に投稿するのがベストです。

 

スマホ1台で“エモい”は作れる!今日から試せる7つのテク

「エモい写真=難しい」「一眼レフじゃないと無理」
そんなイメージを持っていた方も、この記事を読み終えた頃には、
“スマホでも十分すぎるほど表現できる”と感じていただけたのではないでしょうか。

今日から実践できる7つのエモ写テクニック

  1. 逆光を活かしてドラマチックに

  2. 三分割法で“ド真ん中”から抜け出す

  3. ボケ感で空気と感情を表現する

  4. 影を主役にすることで深みが出る

  5. 小物と背景でストーリーを語る

  6. フィルターや編集で雰囲気を整える

  7. ローアングルで“視点”に変化をつける

エモい写真は、テクニックの積み重ねではなく、“心を込めてシャッターを切ること”が何より大切
あなたが感じた一瞬を、あなたらしい視点で切り取ることが、誰かの心を動かす写真になります。

ぜひ、この記事で紹介したコツをひとつでも取り入れて、
“あなたにしか撮れないエモい世界”をスマホで残していってくださいね。

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