PR

【2025年版】4人家族向け防災セットの選び方とおすすめポイント|親子で学べる防災ガイド

防災
記事内に広告が含まれています。

はじめに|なぜ4人家族に防災セットが必要なの?

みなさんの家には、防災グッズはありますか?
「懐中電灯とカップ麺くらいならあるかな」という方も多いと思います。

でも、もし突然の地震や大雨でライフライン(水・電気・ガス)が止まったらどうしますか?
災害は、予告なしにやってきます。しかも停電や断水は数日続くこともあります。

4人家族の場合、大人2人と子ども2人、それぞれに必要な物をそろえる必要があります。
人数が増える分、必要な量も増え、準備が大変になることもあります。

数字で見る「必要量」

防災の目安として、飲料水は1人あたり1日3リットルが必要とされています。
これは、飲むためだけではなく、調理や歯磨き、口をゆすぐための水も含みます。

  • 4人家族 × 3リットル × 3日分 = 36リットル(2リットルのペットボトル18本)

  • 4人家族 × 3リットル × 7日分 = 84リットル

非常食も同じように、1人1日3食として計算します。
3日分なら36食、7日分なら84食が必要です

親子の会話例

子ども:「ママ、水ってそんなにいるの?」
ママ:「うん。飲むだけじゃなくて、ご飯を作ったり、歯をみがくときにも使うの」
子ども:「じゃあ、ジュースじゃだめ?」
ママ:「災害のときは水が一番大事なんだよ」

こんな会話をきっかけに、子どもも防災意識を持てるようになります。

防災セットには2種類ある

防災セットとひとくちに言っても、使う場面によって必要な中身は変わります。
大きく分けると「持ち出し用」と「備蓄用」の2種類があります。

持ち出し用防災セット(非常持出し袋)

災害が発生して避難所や親戚宅に移動するときに持って行くためのセットです。
避難先に着くまでの1〜2日間をしのげるよう、軽量で必要最低限にまとめます。

入れるものの例

  • 軽量リュック(防水素材が理想)

  • 水(500mlペットボトル数本)

  • すぐ食べられる非常食(アルファ米、栄養バーなど)

  • 懐中電灯(LED推奨)

  • 携帯ラジオ(手回し充電式なら電池不要)

  • モバイルバッテリー

  • 簡易トイレ

  • マスク、ウェットティッシュ

  • 防寒具(アルミブランケットなど)

  • 家族の連絡先や避難場所を書いたカード

子ども向けの工夫:お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ、おやつを入れると避難生活での安心感が高まります。

持ち出し用防災セット(非常持出し袋)おすすめ

 

 子供用

 

備蓄用防災セット

自宅で避難生活を送る場合に必要な物をまとめたセットです。
長引く停電や断水に対応できるよう、3〜7日分の物資を備えます。

入れるものの例

  • 飲料水(人数×日数分)

  • 保存食(レトルトご飯、缶詰、パスタ、乾麺など)

  • カセットコンロとガスボンベ

  • 簡易トイレ(凝固剤入り)、大型ゴミ袋

  • 常備薬や救急セット

  • 季節ごとの防寒具や冷却グッズ

  • ランタン(LEDタイプは長持ち)

保管のコツ:1か所にまとめるのではなく、キッチン、玄関近く、寝室など複数箇所に分けておくと安全です。

備蓄用防災セットおすすめ(ふるさと納税対応品あり)

 

 

 

その他・非常用備品

 

 

4人家族用防災セットの選び方

1.人数分の水・食料が入っているか

「4人用」と書かれていても、中身が3人分しかないセットもあります。
購入前に必ずリストを見て、必要量が入っているか確認しましょう。

2.子ども・高齢者対応

子どもには軽い水ボトル、高齢者には食べやすい非常食を用意。
アレルギーがある場合は、専用の食品を別に追加します。

3.保存期間

5年以上保存できる食品や水が理想です。
保存期限が近づいたら日常で使い、新しい物に入れ替える「ローリングストック」を実践しましょう。

4.重量と持ちやすさ

持ち出し用は大人で10〜15kg、子どもは3〜5kgが目安です。
背負いやすい形状のリュックを選ぶと移動が楽です。

5.カスタマイズ性

母子手帳、ペット用品、メガネなどを追加できる余裕があるセットを選びましょう。

親子でやってみよう!防災体験

防災セットを用意したら、家族で中身を確認しながら体験してみましょう。

  • リュック詰め体験:実際に背負って歩いてみる

  • 非常食試食会:味や量を確認

  • 停電ごっこ:夜にランタンだけで過ごす

  • 避難ルート確認:家から避難所まで歩く練習

こうした体験は、子どもにも防災意識を持たせるきっかけになります。

防災セット購入のチェックリスト

  1. セット内容が人数分そろっているか

  2. 保存期間は十分か

  3. 重さは持てる範囲か

  4. 子どもや高齢者への配慮があるか

  5. 追加で必要な物を入れられる余裕があるか

まとめ|4人家族は「持ち出し用+備蓄用」の2本立てで

防災セットは「そろえたら終わり」ではありません。
家族の成長や季節、生活の変化に合わせて見直し、常に使える状態を保つことが大切です。

4人家族の場合は、持ち出し用で命を守り、備蓄用で生活を守るという2段構えが理想です。
今日から少しずつでも準備を始めましょう。

関連記事:
4人家族の防災グッズ完全ガイド|持ち出し用と備蓄用の違い、量の目安、ローリングストックの始め方まで

コメント

error: Content is protected !!